新居のベッドフレームとマットレスを探しはじめたものの、ブランドやメーカーが多すぎてどれを選べばよいか迷っていませんか?
寝具メーカーと家具メーカーの違いや、家具量販店との品質差など、はじめてだと判断が難しいポイントが多いですよね。
本記事では、おすすめのベッドメーカーを厳選し、特徴・価格帯・向いている方を整理して紹介します。
本記事を読めば寝室に調和するベッドが見つかり、後悔のないベッド選びがしやすくなるでしょう。
ベッドフレームの取り扱い業者|3タイプを紹介

ベッドフレームやマットレスのブランドは大きく「寝具メーカー系」「家具ブランド系」「量販店系」の3タイプに分かれます。
それぞれ得意分野と価格帯が異なるため、自分が何を重視するかで選ぶタイプが変わるでしょう。
まずは3タイプの違いを押さえておきましょう。
- ベッドメーカー|高品質な寝心地で快適な睡眠を得る
- 家具ブランド|統一感を出して魅力的な寝室を作る
- 量販店|手に入れやすい低価格を実現する
ベッドメーカー|高品質な寝心地で快適な睡眠を得る
マットレスを主力とするメーカーのベッドフレームは、快適な寝心地を生む技術がフレームにも反映されています。
マットレスとの相性を自社内で検証しており、例えばフランスベッドは国内工場で一貫生産し、日本の気候に合わせた通気性設計を取り入れています。
代表的なベッドメーカーは以下の通り。
・日本ベッド
・シモンズ
・シーリー
・サータ
寝心地を最優先にしたい方や高級感を演出したい方におすすめです。
家具ブランド|統一感を出して魅力的な寝室を作る
木工技術を活かした家具ブランドのベッドは、無垢材や天然木突板など素材へのこだわりが特徴です。
ナイトテーブルやチェスト、ドレッサーなど寝室で使う家具を同じブランド・同じ素材で揃えると、寝室全体の雰囲気をまとめやすくなります。
例えば、カリモク家具・飛騨産業・日進木工などは無垢材ベッドのラインナップが充実しており、同じシリーズや素材で色や雰囲気を統一できるでしょう。
寝室の家具を同じブランドで揃えたい方や、耐久性やメンテナンス性に優れたベッドフレームを使い続けたい方に向いてます。
量販店|手に入れやすい低価格を実現する
ニトリ・IKEA・無印良品・LOWYA・RASIKなどは1万〜5万円台で手軽にベッドが揃えられる量販店です。
素材はMDF(プリント化粧繊維板)が主流で、天然木の質感や経年変化は期待できません。
引っ越し直後のつなぎや一人暮らし用として購入しやすい低価格が魅力ですが、新居に長期間設置する家具としては耐久性、デザイン性などで納得しにくいでしょう。
素材ごとの特徴を把握しておくと、予算と用途に合った一台を見つけやすくなります。
| 項目 | ベッドメーカー | 家具ブランド | 量販店 |
|---|---|---|---|
| 代表ブランド | ・フランスベッド ・シモンズ ・シーリー ・日本ベッド ・サータ |
・カリモク家具 ・カンディハウス ・柏木工 ・MASTERWAL |
・ニトリ ・IKEA ・無印良品 |
| 主な素材 | ・天然木突板 ・MDF |
・無垢材 ・天然木突板 |
MDF(プリント化粧繊維板) |
| 価格帯(シングル) | 10〜100万円 | 15〜50万円 | 1〜5万円 |
| 強み | ・寝心地の技術 ・マットレスとの相性 |
・素材の質感 ・経年変化 ・寝室家具の統一感 |
・手軽さ ・コストパフォーマンス |
| 向いている方 | ・寝心地重視 ・長期使用 |
・素材重視 ・長期使用 |
・コスト重視 ・短期間使用 |
おすすめベッドブランドを5つ紹介

ホテルへの納入実績や長い歴史を持ち、マットレスとフレームの両方を手がけているベッドブランドを5つ紹介します。
・SIMMONS(シモンズ)|溢れ出る高級感と高品質なポケットコイル技術
・Sealy(シーリー)|体圧分散へのこだわり
・日本ベッド|品格と素材感による充足
・Serta(サータ)|全米トップのホテル採用実績
| ブランド名 | 創業年 | 寝心地の特徴 | 価格帯(シングル) | 強み |
|---|---|---|---|---|
| フランスベッド | 1946年 | 安定感のある硬め | 6〜20万円 | 国産一貫生産・通気性設計 |
| シモンズ | 1870年 | しっかり硬め | 12〜30万円 | ポケットコイル技術・ホテル実績 |
| シーリー | 1881年 | やわらかめ | 8〜30万円 | 体圧分散技術・医学的研究 |
| 日本ベッド | 1926年 | きめ細かい体圧分散 | 6〜15万円 | 迎賓館納入・天然木デザイン |
| サータ | 1931年 | バランスのよい中間 | 12〜20万円 | ホテルシェア上位・実用性 |
フランスベッド|妥協のない国産品質と衛生機能

出典:フランスベッド公式サイト
国内自社一貫生産にこだわるフランスベッドは、耐久性と寝心地の安定感で選ばれやすいブランドです。
JIS基準より厳しい独自の社内試験を全製品に課しており、長期間使ってもきしみやへたりが出にくい設計です。
日本の高温多湿な気候に合わせた通気性も強みで、シンプルパネル型から棚付き型、キャビネット型まで展開が広く収納機能も充実。
国産品質で安心して選びたい方や、収納や機能を重視したい方に向いています。
SIMMONS(シモンズ)|溢れ出る高級感と高品質なポケットコイル技術

出典:シモンズ公式サイト
1870年に米国で創業し、150年以上の歴史を持つシモンズはポケットコイルマットレスの先駆者です。
国内外の高級ホテルへの納入実績が豊富で、表面は柔らかくしつつ、しっかりとした寝心地が特徴。フレームのデザインはシンプルな木目調からレザー張りまで幅広く展開しています。
ダブルクッション仕様のラインナップも特徴の一つ。高級ホテルの寝心地を自宅で再現できるのが魅力です。
ホテルライクな寝室を作りたい方や、高級感のあるハイグレードなベッドを探している方におすすめでしょう。
Sealy(シーリー)|体圧分散へのこだわり

出典:Sealy公式サイト
1881年に米国テキサス州で創業したシーリーは、体圧分散を追求したやわらかな寝心地が特徴です。
整形外科医との共同研究で開発したポスチャーテックコイルが特徴で、荷重が軽い部分はやわらかく重い部分はしっかり支える反発構造を持ちます。
フレームのデザインはベーシックからアンティーク調まで揃っており、寝室のテイストに合わせて選びやすいのも魅力。
やわらかい寝心地が好みの方やにおすすめです。
日本ベッド|品格と素材感による充足

出典:日本ベッド公式サイト
1926年創業の日本ベッドは、日本最古のベッドメーカーとして帝国ホテルや迎賓館への納入実績を持ちます。
1,200個以上のポケットコイルを使用した独自のマットレス技術を持ち、きめ細かな体圧分散が特徴。日本人の体格や生活様式に合わせたものづくりに定評があり、寝心地と見た目の両方にこだわれるブランドです。
天然木を生かしたシンプルなデザインが中心で、ナチュラルな寝室づくりとの相性がよく、経年変化で味わいが深まる点も魅力でしょう。
Serta(サータ)|全米トップのホテル採用実績

出典:Serta公式サイト
1931年に米国で創業したサータは、日本ではドリームベッド(広島)とライセンス契約を結んでおり、国内工場で製造されています。
荷重に応じてコイルの太さを変えるゾーニング技術により、硬過ぎず柔らか過ぎないバランスのよい寝心地が特徴。
フレームはウォールナット色を基調としたシンプルなデザインで、LED照明やコンセントなど実用面も充実しています。
ホテルライクな寝室を作りたい方や、実用性とデザインを両立させたい方におすすめです。
ブランド別おすすめベッドをインテリアスタイルと合わせて選ぶ

各ブランドのおすすめベッドを、合わせやすいインテリアスタイルとセットで紹介します。
デザインと寝心地の両方から選ぶことで、寝室全体の満足度を高めやすくなるでしょう。
気になるブランドやインテリアスタイルを確認してみてください。
・ホテルライクな寝室に仕上げるグレースサルーン|シモンズ
・クラシックな重厚感を出すメダリオン|シーリー
・和モダンの落ち着きを叶えるソムノ|日本ベッド
・モダンな寝室を整えるホテルスタイル594|サータ
| 合うスタイル | おすすめモデル | ブランド | ポイント |
|---|---|---|---|
| ナチュラル | ファディア FAD-C2 | フランスベッド | LED照明・スノコ床板・抗菌塗装の日本製レッグタイプ |
| ホテルライク | グレースサルーン SC | シモンズ | 本革ヘッドボードのロータイプで高級感を演出 |
| クラシック | メダリオン | シーリー | ボタン締め+鋲打ち装飾・13色展開でエレガントに |
| 和モダン | ソムノ | 日本ベッド | ブナ材の曲面ヘッドボードで和の落ち着きを演出 |
| モダン | ホテルスタイル594 | サータ | ウォールナット突板の直線デザイン・LED照明付き |
ナチュラル空間を作るファディア FAD-C2|フランスベッド
ファディア FAD-C2は、薄型キャビネットにLED照明とコンセントを備えた日本製のレッグタイプベッドフレームです。
カラーはナチュラル・ウォールナット・グレーの3色展開で、明るい木目の「ナチュラル色」はオーク系の床材やリネン調の寝具と好相性。
スノコ床板と抗菌塗装で通気性と衛生面にも配慮されており、脚の高さは2段階で調整できるためお掃除ロボットも難なく通ります。
アイボリー系の寝具で揃えるとナチュラルスタイルの寝室にまとまりが出るでしょう。
ホテルライクな寝室に仕上げるグレースサルーン|シモンズ
グレースサルーンは、本革仕様のヘッドボードが印象的なシモンズのベッドフレームです。
カラーはホワイト・ブラック・ブラウン・ライトブラウンの4色展開で、ヘッドボードのサイドに丸みのあるウッドパネルを取り入れたスタイリッシュな仕上がり。
ロータイプのため天井までの空間が広がり、限られたスペースでも開放的な印象を演出できます。
白を基調とした寝具とダウンライト照明を合わせると、シティホテルのような雰囲気を楽しめるでしょう。
クラシックな重厚感を出すメダリオン|シーリー

出典:Sealy メダリオン
メダリオンは、ボタン締め加工と鋲打ち装飾が施された美しいアンティーク調のベッドフレームです。
ヘッドボードの優美な曲線と重厚な装飾が寝室の格調を高め、ダークトーンの寝具やカーテンと合わせると一段と映えるデザイン。
カラーは13色展開で、ベルベットやジャガードといった素材感のある生地まで揃い、寝室のテイストに合わせて柔軟に選べるのも魅力です。
ダーク系のファブリックや真鍮の照明と組み合わせると、クラシックな寝室に仕上がるでしょう。
和モダンの落ち着きを叶えるソムノ|日本ベッド

出典:日本ベッド ソムノ
ソムノはブナ材の曲面ヘッドボードが特徴で、木のぬくもりとやわらかなカーブが寝室に落ち着きを与えます。
直線的なフォルムの中に曲面を取り入れたデザインで、和の要素とモダンの要素を兼ね備えた一台。
天然木の質感がそのまま生きているため、リネンや綿素材の寝具との相性がよく、アースカラーの小物でまとめると和モダンの空気感が整います。
和の落ち着きとモダンの洗練を両立させたい方は、ソムノを軸にアースカラーで寝室をまとめると統一感が出やすいでしょう。
モダンな寝室を整えるホテルスタイル594|サータ
ホテルスタイル594はシンプルなパネル型ヘッドボードで、直線的なフォルムがモダンスタイルの寝室に映えます。
ウォールナット色の落ち着いた木目と装飾を排したデザインで、すっきりとした空間を構成しやすいモデル。
LED照明とコンセントが標準装備で実用性も高く、ヘッドボードの高さは6タイプから選べるため寝室のレイアウトに合わせた調整が可能です。
モダンスタイルの寝室を目指すなら、ウォールナット色を軸にダークトーンでまとめると洗練された印象に仕上がるでしょう。
ベッドフレーム選びで失敗しない3つのポイント

ベッド購入前に、3つのポイントを確認しましょう。
この3点を押さえておくだけで、買ってから後悔するリスクをぐっと減らせます。
・サイズと搬入経路を事前に測る
・ショールームで実物を確認してから決める
素材の種類を確認する
無垢材・突板・MDFの3種類を理解しておくと、ブランドの商品ページを見るときの判断がつきやすくなります。
| 素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 無垢材 |
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| 突板 |
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| MDF |
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無垢材は経年変化で味わいが深まり10年以上持つ素材で、突板は天然木の質感を手頃な価格で味わえるのが特徴です。
同じウォールナット色でも無垢材150,000円〜、突板80,000円〜、MDF30,000円〜と価格差が大きいため、こだわりたい方は見た目だけで判断せずに素材の内容を確認してみてください。
商品ページの「材質」「仕上げ」欄を確認する習慣をつけると、素材と価格のバランスを見極めやすくなるでしょう。
サイズと搬入経路を事前に測る
ベッドフレームの購入前に以下の搬入経路のサイズを採寸しておきましょう。
・廊下の幅・高さ
・階段の幅・高さ
・寝室のドアの幅・高さ
多くのベッドフレームは搬入後に組み立てるタイプですが、マットレスはダブルサイズ以上になると注意が必要です。搬入経路を確認・採寸して、ベッドメーカーに伝えておくと安心できます。
部屋に入らずメーカー持ち帰りになると、面倒な手続きやベッドの選び直し、その他トラブルの原因になりかねません。
ショールームで実物を確認してから決める
ネットでベッドを買うのはおすすめできません。
寝心地が確認できず、体に合わないことから多くの方が失敗して買い直すか我慢して使用しています。
ネット上の写真と実物ではベッドフレームの色味・質感・サイズ感の印象が変わりやすいこともネット購入失敗の原因です。
必ず購入前にショールームで実物を確認しましょう。
見るだけでなく、実際に数分横になり寝返りが打ちやすいか、硬過ぎないか・柔らかすぎないかなどを細かく確認してください。
自宅の寝室の写真(壁・床・窓がわかるもの)と平面図をスマホに入れておくと、ベッドとの相性をイメージしやすくなるでしょう。
後悔しないベッドフレームのブランド選びで理想の寝室をつくろう

ベッドは多くのインテリアショップやショールームで購入できますが、新居に長く設置するなら品質と寝心地にこだわったベッドメーカーを検討するのがおすすめです。
「素材の種類」「搬入経路」「ショールームでの実物確認」がベッド選びでは重要なポイント。
フレームとマットレスは両方とも毎日の睡眠を支える大事なアイテムです。焦って決めず、ブランドの特徴とインテリアスタイルを照らし合わせながら、実際に試して暮らしに合ったベッドをじっくり選んでみましょう。
インテリアコーディネーターへの相談も選択肢のひとつ
もし一人では決めきれないと感じたら、インテリアコーディネーターへの相談も選択肢のひとつです。
インテリアコーディネーターに相談することで、後悔のないインテリア選びができます。
インテリア相談センターでもベッド選びのご相談や、ベッドを含めた寝室のインテリアコーディネート依頼を受け付けておりますので、以下のお問い合わせからお気軽にご相談ください。
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