ガラス天板のダイニングテーブルは、部屋を広く見せる透明感と高級感が魅力です。
一方で、割れないか、傷や指紋汚れが目立たないかと不安を感じて、購入をためらう方もいます。見た目のおしゃれさに惹かれながらも安全性が気になる方は多いでしょう。
本記事では、ガラス天板のダイニングテーブルの選び方や後悔しやすいポイント、お手入れの方法などを紹介します。
家族との食事を楽しめるモダンでかっこいいダイニング空間を作れるようになるでしょう。
ガラス天板ダイニングテーブルの選び方

ガラス天板ダイニングテーブルの選び方は、以下の7つを確認してください。
・強化ガラスを使った天板を選ぶ
・天板の厚みで見た目と扱いやすさを比べる
・角の丸みでけがを防ぐ
・ガラスの色を部屋の雰囲気で選ぶ
・脚の形で座りやすさと雰囲気を選ぶ
置き場所と人数から形とサイズを決める

テーブルを選ぶときは、デザインより先に配置場所と使用人数を確認しましょう。
四角い天板は壁や窓辺に寄せて配置でき、LDKの一角に収まります。
丸い天板は壁に寄せると座れる椅子が減るため、椅子を4方向に引いても動線を確保できる配置場所を選んでください。
4人掛けの四角い天板なら、1人分600mmにゆとりを加えた幅1400mm×奥行800mm以上が必要です。
丸い天板は4人なら1200mm以上のサイズが目安で、椅子を引く600mmを含めると2400mm四方のスペースを確保しましょう。
部屋に合うデザインとサイズを選ぶと、動線や席数に困らず食事を楽しめます。
強化ガラスを使った天板を選ぶ
毎日熱い料理や重い器を乗せるガラス天板のダイニングテーブルは、強化ガラスの天板を選びましょう。
強化ガラスは普通のガラスを約700度に熱してから急冷した素材で、強度が3〜5倍に高まります。万が一割れても破片が粒状に砕けるため、鋭い破片で手を切る心配がほとんどありません。
強化ガラスは熱にも強く、耐熱温度は150〜200度程度とされるので、あたたかい料理の器を置いても割れにくいでしょう。
商品ページや品質表示で「強化ガラス」の表記を確かめてから選ぶと、割れる際の不安を減らせます。
天板の厚みでデザインと扱いやすさを比べる

ガラス天板の厚みが違うモデルがあるので、デザインと扱いやすさの両面から比べて確認してみてください。
厚みが増すほど割れにくく重厚なデザインになりますが、価格も上がる傾向です。
ダイニング用の強化ガラスは5mm以上が基準で、5〜8mmの製品が多く出回っています。厚い天板ほど重さも増えるので、模様替えや掃除でテーブルを動かす機会が多い方の場合、薄めの天板が扱いやすいでしょう。
好みのデザインと動かす頻度を照らし合わせると、暮らしに合う厚みが選べるようになります。
角の丸みでけがを防ぐ

小さな子どもがいる家庭では、天板の角がどのように加工されているかを確認しておきましょう。角が丸い形状の天板は、直角のままの天板よりぶつかったときの痛みが小さくなります。
家具店の店頭では角に手を当てて、指に引っかかる鋭さが残っていないかを触って比べてみてください。
通販サイトで選ぶなら、見た目のデザインで角が丸くなっているか確認した上で商品ページに「面取り」や「R加工」の表記があるかを探しましょう。
丸みのあるデザインは、ケガの防止になる上に空間に穏やかさを演出できます。
ガラスの色を部屋の雰囲気で選ぶ
ガラスの色は、部屋での見え方と汚れの目立ち方の両方から選びましょう。
ガラスの色が変わると、天板越しの床や脚の見え方と、汚れの目立ち方がどちらも変わります。
透明なガラスは床や脚の色をそのまま見せるため、ガラスならではの透け感を楽しめます。
グレーやブロンズのスモークガラスは、黒や濃い茶色の脚と色味がつながり、全体が引き締まって見えるでしょう。ただし、色の濃いガラスは、透明なガラスより指紋やほこりが目立ちやすくなります。
店頭で実物を見た上でメンテナンス方法も確認してから選ぶのがおすすめです。
ダイニングテーブルの脚の形で座りやすさと雰囲気を選ぶ
テーブルの脚の形は、座る人数とダイニング空間での見え方から選んでみてください。
ガラス天板は脚まで透けて見えるため、脚のデザインで座りやすさと部屋の印象が変わります。
四隅に脚がある4本脚は安定感があり、商品の種類も多い形です。左右に板状の脚がある2本脚は、長い辺に脚がないため、椅子をつめて座る人数を増やしやすくなります。丸い天板に多い中央1本脚は、どの方向からも座れて天板の下もすっきり見えます。
人数と部屋に合う脚のデザインを選ぶと、並んで座っても窮屈になりにくいでしょう。
ガラス天板のダイニングテーブルで後悔しやすいポイント

ガラス天板のダイニングテーブルは、デメリットを確認せずに購入すると後悔しやすい家具です。
そのために、以下の5つのポイントを確認しておきましょう。
・ざらついた食器でこすれて傷がつく
・指紋や水滴の跡が浮き出る
・食器を置く音が硬く響く
・重くて運ぶ手間がかかる
強い衝撃や急な温度差で割れる
強化ガラスの天板でも、使い方によっては割れる場合があります。
強化ガラスは普通のガラスの3〜5倍の強度を持つ一方で、急な加熱や冷却には普通のガラスと同じく弱い性質があります。
重い鍋や瓶を落としたときや、天板の端に椅子など硬い物をぶつけたときも割れる原因です。
冷えた天板に熱い鍋を直接のせると急な温度差が生じるため、この使い方も避けてください。
どのようなときに割れやすいか確認しておきましょう。
ざらついた食器でこすれて傷がつく
ガラス天板は、食器の底でこすれた小さな傷でも光を反射して目立ってしまいます。
強化ガラスでも表面の硬さは普通のガラスと変わらず、深い傷は割れる原因にもなるため丁寧に扱いましょう。
土鍋や和食器のように底がざらついた器を置いたまま引きずると、細かなひっかき傷がつきやすいため食器用のシートやマットなどを準備するのがおすすめです。
また、器を持ち上げて動かす習慣がつくと、傷つくことを抑えて光を通す美しいデザインを長く維持できるでしょう。
指紋や水滴の跡が浮き出る
透明なガラス天板は、指紋や水滴の跡が目立ちやすく汚れて見えてしまいます。
ガラスの天板は、木目や色柄で汚れが紛れる木製の天板と違い、表面についた汚れがそのまま見えやすい素材です。
布で水拭きするだけで済ませると、乾いたあとに白っぽい拭き跡が残る場合もあります。食事のたびに手が触れる場所や、飲み物のコップを置く場所は特に注意しましょう。
汚れの位置がひと目でわかるため、気づいたときにさっと拭き取る習慣をつけてお気に入りのダイニングテーブルをきれいに使いましょう。
食器を置く音が響く
ガラス天板は、食器やカトラリーを置いたときにカチャッと硬く高い音が響きます。
表面が硬いガラスは、器が触れたときの衝撃を吸収しにくい素材です。朝の静かな時間帯や、来客と食事を楽しむ場面では音が気になる方も多いでしょう。
ペンやスマートフォンを置くときも音が鳴るので、テーブルマットを準備するなど対策が必要です。
音の感じ方には個人差があるので、店頭で実際に器やカップを置いて響き方を確かめてから選びましょう。
重くて運ぶ手間がかかる
ガラス天板のテーブルは見た目より重く、一人で動かすのが難しい家具です。
ガラスは同じ大きさの木の板より重く、「幅1400mm×奥行800mm×厚み8mm」の場合天板だけで約22kgあります。
購入前に商品ページの重量表記を見ておくと、搬入や模様替えの見通しが立ちます。模様替えや引っ越しのときは、二人以上で持ち上げるか家具の運搬業者に任せましょう。
正確に配置位置を決めてから搬入するのが重要です。
ガラス天板をきれいに保つお手入れ方法

ガラス天板は、汚れに合わせた拭き方と日常の丁寧な使い方を習慣にするときれいな状態を長く維持できます。
習慣にしたいポイントは、次の3つです。
・指紋や水垢は洗剤を使い分けて落とす
・マットと鍋敷きで傷と熱から守る
毎日の汚れはアルコールで拭き上げる
食後のガラス天板は、アルコールスプレーを吹きかけて乾いた布で拭き上げましょう。
ガラスは薬品に強い素材なので、アルコールを使っても表面が傷みません。
仕上げに繊維の細かいマイクロファイバータオルを使うと、水拭きの跡が残りにくくなります。眼鏡拭きも手軽に使えるので、ダイニングの近くに1枚用意しておくと便利です。
食後すぐに拭く流れを作ると、汚れが乾いてこびりつく前に落とせて手間も少なく済みます。
指紋や水垢は洗剤を使い分けて落とす
アルコールで落ちない汚れは、汚れの種類に合わせて洗剤を使い分けましょう。
皮脂を含む指紋と、水道水の成分が固まった水垢では、落としやすい成分が違います。
指紋や油汚れには重曹水やセスキ炭酸ソーダ水、水垢にはクエン酸水のスプレーが効果的です。洗剤も布に吹きつけて使い、最後に水拭きと乾拭きをして成分を天板に残さないでください。
汚れに合う洗剤をスプレーボトルで1本ずつ用意しておくと、力を入れずに透明感を取り戻せるでしょう。
マットと鍋敷きで傷と熱から守る
食事の際は、ランチョンマットや鍋敷きでガラス天板を傷と熱から守りましょう。
マットを敷くと器を擦った際にできる傷を防げて、器を置いたときの硬い音も和らぎます。熱い鍋は冷えた天板との急な温度差で負担がかかるため、鍋敷きを必ず使ってください。
天板全体を保護したい場合は、テーブルクロスや透明な傷防止シートを貼る方法もあります。
保護グッズをテーブルと一緒にそろえると、購入した日から気をつかわずにダイニングテーブルを使えるでしょう。
おすすめのガラス天板のダイニングテーブル
ガラスの天板を持つおすすめのダイニングテーブルは次の5台です。
・CS18-FR 160 TOKYO(シーエス18 エフアール160 トーキョー)|CALLIGARIS(カリガリス)
・CS18-FD 120 TOKYO(シーエス18 エフディー120 トーキョー)|CALLIGARIS(カリガリス)
・SPIN(スピン)|PORADA(ポラダ)
・LC12 TABLE LA ROCHE(エルシー12 ターブル ラ ロッシュ)|Cassina(カッシーナ)
DAEN 34(ダエン34)|GERVASONI(ジェルバゾーニ)

出典:Master Wal(マスターウォール)DAEN 34
ダエン34は、上品さと穏やかさを取り入れたい方におすすめのダイニングテーブルで、Master Wal(マスターウォール)で取り扱われています。
天板の角のない楕円のデザインが柔らかさを演出し、太い円柱脚のデザインが特徴的です。
天板はダークブラウン色の「Date」色など3色から選択でき、透明なガラスより落ち着いた表情になります。
来客の多い家庭で、6人以上で使う機会が多い方におすすめです。
CS18-FR 160 TOKYO(シーエス18 エフアール160 トーキョー)|CALLIGARIS(カリガリス)

出典:CALLIGARIS(カリガリス)CS18-FR 160 TOKYO
カリガリスのCS18-FR 160 TOKYOは、木のぬくもりとガラスの軽量感を兼ね備えたダイニングテーブルです。
独特な脚のデザインがダイニングにモダンなおしゃれさを加える逸品。
天板は強化ガラスのほか、セラミックとガラスを重ねたものからも選べます。天板をのせる部分にはシリコン製のすべり止めが4か所あり、ガラスがずれにくい作りです。
モダンスタイルだけでなく、ナチュラルスタイルでも調和させやすいガラス天板のダイニングテーブルといえるでしょう。
CS18-FD 120 TOKYO(シーエス18 エフディー120 トーキョー)|CALLIGARIS(カリガリス)

出典:CALLIGARIS(カリガリス)CS18-FD 120 TOKYO
CS18-FD 120 TOKYOは、円卓でガラス天板を楽しみたい方におすすめです。
天板は強化ガラスで、1200mmの大きさがあれば大人4人で無理なく使えるでしょう。脚はビーチ材と金属の組み合わせで、ガラス越しに木の質感を楽しめます。
購入前に、テーブルの周囲のどこからでも座れる場所に配置できるか確認しておきましょう。
円卓は、どの席からも食事をする人と話しやすいため、家族での会話を増やしたい方にもおすすめです。
SPIN(スピン)|PORADA(ポラダ)

Screenshot
スピンは脚のデザインが美しく、木目の上品さとポラダの職人の技術に圧倒されるガラス天板のダイニングテーブルです。
スピンの名前のとおり、らせん状にねじれた無垢材の脚が目を引きます。
天板は透明なガラスなので、脚の美しい曲面を上から眺められるように計算しているのも特徴。
上品なモダンインテリアを作りたい方におすすめの逸品です。
LC12 TABLE LA ROCHE(エルシー12 ターブル ラ ロッシュ)|Cassina(カッシーナ)

Screenshot
LC12は、上品かつ流行に流されない高品質なデザインを選びたい方におすすめのテーブルです。
建築家であり、家具デザイナーとしても有名なル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレが手がけたシンプルで美しい作品。
細いスチールパイプの脚が15mm厚のガラスを支え、全体的に軽やかな印象が特徴的です。脚の色に合わせてスチール脚のダイニングチェアを選ぶと、統一感が演出できるでしょう。
一生もののダイニングテーブルを選びたい方におすすめの名作です。
ガラス天板のダイニングテーブルを安心して長く使う

ガラス天板のダイニングテーブルは、配置場所と人数からサイズを決めて選びましょう。
そのうえで、強化ガラスかどうか、天板の厚み、角の加工、脚のデザインを確かめると、家族みんなが気持ちよく使えます。
割れやすい場面や傷、指紋の跡が目立つことも買う前に知っておくと、届いてから戸惑いません。使い始めてからは、食後にアルコールで天板を拭き上げ、マットと鍋敷きで傷と熱から守りましょう。
使いやすく美しいガラス天板のテーブルで素敵なダイニング空間を作りましょう。
