初心者におすすめの観葉植物とは?選び方と育てやすい種類を徹底解説!

初心者におすすめの観葉植物 その他

おしゃれな住宅の部屋に飾ってある観葉植物を見て、「自宅にも取り入れたい」と考える方は多いと思います。

一方で、「観葉植物を部屋に設置したいけど、どれがよいのかわからない」と悩んでいませんか?

観葉植物は生き物であり、種類も豊富なため、すぐに枯れさせないようにきちんと育てられる種類を選びたいですよね。

そこで本記事では、インテリアコーディネーターとして何件もの住宅に観葉植物を提案してコーディネートしてきた私が、以下の内容を紹介します。

・初心者でも育てやすい観葉植物の選び方がわかり、購入の失敗を防止します。
・観葉植物を配置するおすすめの場所がわかるため、インテリアの雰囲気を向上させ、居心地のよい部屋作りが可能です。
・初心者におすすめの観葉植物の種類と特徴から、育てやすい種類を判断できるようになります。

本記事を読むと、観葉植物を設置してインテリアの雰囲気を向上させ、居心地のよいリラックス空間を作れるようになります。

初心者におすすめな観葉植物の選び方

初心者におすすめの観葉植物の選び方

観葉植物の選び方は、住宅環境とライフスタイルがポイントです。

具体的な選び方は、以下の通りです。

・育てやすさと管理のしやすさから選ぶ
・日光が少なくても元気に育つ種類を選ぶ
・部屋の広さに合うサイズを選ぶ
・インテリアのバランスに合うものを選ぶ
・配置場所の環境に合うものを選ぶ

育てやすさと管理のしやすさから選ぶ

観葉植物の管理が簡単かどうかは、初心者にとって長く楽しむための鍵となります。

まず、水やりの頻度が少なく、丈夫で耐性のある観葉植物を選びましょう。

例えば、サンスベリア(トラノオ)やポトスなどは、水分を蓄える能力が高く乾燥に強い特徴があります。

これらの植物は、忙しい人や水やりを忘れがちな初心者でも育てやすい品種です。

また、病気や害虫に強い植物を選ぶことも大切です。

弱点が少なく管理が簡単な植物は、初心者の挫折感を防ぎ、素敵なインテリアを作る楽しさを実感できます。

肥料についても、頻繁な施肥を必要としない植物を選ぶと管理が楽になります。

年に1〜2回程度の施肥で十分に成長できる植物は、初心者にとって理想的です。

さらに、植木鉢に排水性のよい土を使うと、根腐れのリスクを減らせるので、管理が格段に楽になります。

日光が少なくても元気に育つ種類を選ぶ

室内に設置する観葉植物は、耐陰性が高い植物が向いています。

具体的には、以下のような種類です。

  • モンステラ:半日陰や間接光の環境を好み、室内でも美しく成長します。
  • シダ類(アジアンタム、ネフロレピス):湿度の高い暗めの場所でも育ちます。
  • ドラセナ:さまざまな光環境に適応し、葉の模様や形が魅力的です。
  • パキラ:弱い光でも生育可能で、熱帯雨林の雰囲気を演出できます。

これらの植物は、窓から離れた室内でも育ちやすいためおすすめです。

ただし、完全な暗所は避け、晴れた日に最低限の間接光を窓越しであっても当てることは必要です。

耐陰性が高ければ、手間は少なくなりますが、観葉植物が元気な状態を長く保つためにできるだけ日光に当て寿命を延ばしてあげましょう。

部屋の広さに合うサイズを選ぶ

植物のサイズは、部屋のサイズ感に合うものを選びましょう。

特に初心者の方は、扱いやすく費用も抑えられるため部屋に合う小さい観葉植物から始めることがおすすめです。

具体的には、以下のサイズが目安です。

・小型(20-40cm):サンスベリア、エキノプス、コテラリア
・中型(40-100cm):モンステラ、ドラセナ、パキラ

一方で、初心者の方でも広いリビングには、ゴムの木やユッカなどの中型・大型の観葉植物を設置しましょう。

空間に奥行きと、おしゃれな雰囲気を付加してくれます。

また、観葉植物が成長した際にどのくらいのサイズになるのかを事前に確認し、鉢替えが必要になる時期も見越しておきましょう。

観葉植物のなかには、1年間に10〜30cmほど成長する種類もあるため、5年後のサイズをイメージするのがおすすめです。

インテリアのバランスに合うものを選ぶ

観葉植物は単なる装飾品ではなく、部屋全体の雰囲気を演出する重要な要素です。

インテリアの調和を意識して選ぶことで、より洗練された空間を創出できます。

葉の色や形状、テクスチャーを考慮し、部屋のスタイルに合わせて選択しましょう。

例えば、モダンなインテリアには、シンプルな鉢に植えた「サンスベリア」や「オーガスタ」などがぴったりです。

一方、ナチュラルな木目調の家具が多い部屋では、「パキラ」や「アイビー」のような葉の柔らかい植物が調和します。

鉢やプランターのデザインにもこだわり、部屋全体のコーディネートを意識すると、よりおしゃれな空間を演出できます。

ほかにも、以下のように自宅のインテリアに合わせて観葉植物を選ぶのもおすすめです。

・モダンなインテリア:幾何学的な葉を持つモンステラやサンスベリア
・ナチュラルテイスト:柔らかな曲線のシダやパキラ
・ミニマリスト:シンプルな緑色の植物、アガベやサボテン

また、色調のバランスも重要です。

白や灰色を基調とした部屋には、濃い緑の植物が映え、明るい木製家具の多いインテリア空間には明るめの緑色の植物がぴったりです。

配置場所の環境に合うものを選ぶ

植物の配置場所は、「温度」「湿度」「風通し」などの条件に応じて適切に選びましょう。

例えば、条件によって以下のようにおすすめの観葉植物が変わります。

・エアコン近く:乾燥に強いサボテン、多肉植物
・風通しの悪い場所:コテラリア、マッサンゲアナ
・直射日光:サンスベリア、アガベ
・湿度の高い場所:シダ類、ポトス

配置場所の条件を把握し、それに合う種類を選ぶことが植物の長寿命につながります。

また、温度変化や急激な環境の変化に強い植物を選ぶことも重要です。

観葉植物を配置するおすすめの場所

観葉植物を配置するおすすめの場所

観葉植物を配置する場所は、「インテリア」と「環境面」を考慮して決めましょう。

  • インテリアを重視した場所
  • 観葉植物に適切な環境を重視した場所

インテリアを重視した場所

観葉植物を配置する場所は視界に入りやすく、インテリアをおしゃれにする効果的な場所を選びましょう。

具体的な場所は、以下の通りです。

  • 部屋の角やデッドスペースになる場所
  • 棚やサイドテーブルの上
  • テレビの横

部屋の角やデッドスペース

部屋の角やデッドスペースになる場所に観葉植物を配置しましょう。

何もない空間にアクセントを作り、部屋を引き締める効果があります。

また、リビング扉から最も遠い壁面の角はフォーカルポイントになるため、観葉植物を飾ると存在を強調できるのでおすすめです。

フォーカルポイントとは、部屋に入ったときに最初に目を引き、視線が自然と集中する場所のことです。

棚やサイドテーブルの上

小さな観葉植物は、棚やサイドテーブルの上に配置しましょう。

観葉植物を視界に入る高さに配置すると、アクセントとしても目に入りやすくなるので部屋をおしゃれにできます。

また、棚の上やサイドテーブルの上に複数の小さな鉢をまとめて飾ることで、広い範囲を観葉植物の領域にしておしゃれなコーナーにできます。

例えば、サイドテーブルには「テラリウム」や「フィットニア」などを置くと、可愛らしい印象を演出できます。

一方で、棚の上に「ポトス」や「アイビー」のようなツル性植物を配置すれば、垂れ下がる葉が立体感を生み出し空間全体に動きを加えます。

テレビの横

背の高い観葉植物は、テレビの横に設置するとインテリアのバランスを崩さずに観葉植物を目立たせられます。

目立つ場所にあるため、視線が自然と観葉植物に向かい、目の疲れを軽減する効果も期待でき、リラックス空間を作りやすいでしょう。

テレビと同じくらいの高さの「パキラ」や「ゴムの木」などがおすすめです。

小型の植物を選ぶ場合は、左右対称に配置するとインテリアの調和が取りやすくなります。

鉢カバーやプランターの色をテレビ台やリビングのインテリアと合わせると、統一感のある空間を演出できます。

視聴環境を邪魔しない程度のサイズ感を意識しながら選びましょう。

観葉植物に適した環境を重視した場所

観葉植物が育ちやすい環境を選んで配置すると、寿命が延び素敵な空間を維持しやすくなります。

そのような環境がなければ、部屋の中に新たに作り出せないか検討してみてください。

具体的には以下のような場所です。

・日当たり、風通しのよい場所
・強い直射日光やエアコンの直風が当たらない場所

観葉植物は、適度な日光に当たると元気に育ちやすいです。

耐陰性が高い観葉植物は陰の室内でも育ちますが、日光は元気に長く生きるために必要な要素です。

一方で、夏の強い日差しやエアコンの風は、葉の火傷や乾燥による劣化につながってしまいます。

観葉植物の種類ごとに適切な環境を作ってあげましょう。

観葉植物を購入する初心者によくある失敗

観葉植物を購入する初心者によくある失敗

観葉植物を購入した後にすぐ枯らしてしまう初心者は、以下の項目が原因となっている傾向があります。

・風通しが悪い環境
・肥料の与え過ぎ
・強い直射日光が当たる
・買ってすぐに植え替える
・置き場所を頻繁に変える
・水を年中同じペースで与える
・日中も真っ暗で、日光の反射光もない
・エアコン(冷暖房)の冷気・温風が直接当たる

上記を一つひとつ改善すると、寿命が延びる効果が期待できます。

初心者におすすめの観葉植物

初心者におすすめの観葉植物

ここからは、初心者におすすめの観葉植物とその特徴を紹介します。

育てやすさや暑さ、寒さに対する対応力が種類によって異なるため、購入前に必ず確認しましょう。

日陰での育てやすさ メンテナンスが容易 耐寒性がある 耐暑性がある 耐陰性がある
パキラ X
ウンベラータ X
ベンガレンシス X
ポトス X
オーガスタ X
アジアンタム X X
モンステラ X
エバーフレッシュ X
カポック(シェフレラ)
テーブルヤシ X
サンスベリア
ユッカ
ガジュマル X
トックリラン X
キセログラフィカ X
ドラセナ(幸福の木) X
ストレリチア・レギネ X

パキラ

おすすめの観葉植物、パキラ

パキラは、5枚1組の葉が広がる美しい姿と繊細な葉脈が特徴の観葉植物です。

パキラが持つナチュラルな雰囲気はリビングや寝室などの空間に馴染み、インテリアのアクセントにもなります。

乾燥や病害虫に強く、水やりは土が乾いてからでも問題ないため、初心者でも手軽に育てられます。

また、耐陰性があり日陰でも育ちますが、適度な明るさが必要です。

耐寒性は弱いものの暑さには強く、最低10℃以上を保つことで健康に育てられます。

適切に育てれば50年近く生きることもあり、長く楽しめるのも魅力の一つ。

定期的な剪定や肥料でさらに元気に育つため、観葉植物を始めたい方にぴったりです。

ウンベラータ

おすすめの観葉植物、ウンベラータ

ウンベラータは、大きなハート形の深緑色の葉が特徴で、優しい雰囲気作りができる観葉植物です。

適切に育てると1年で20cm以上成長し、原産地のアフリカでは10m近く育つ大木ですが、日本では50cm〜1m程度が一般的なサイズです。

ウンベラータには耐陰性があり、室内の適度な明るさがあれば育てやすい一方、耐寒性は弱く冬場は10℃以上の室温を保つ必要があります。

一方で、暑さには強いため夏は安心です。

水やりは土が乾いてから行い、葉を湿った布で拭くと美しい光沢を維持できます。

初心者でも手軽に楽しめるウンベラータは、おしゃれなインテリア作りにぴったりの観葉植物です。

ベンガレンシス

おすすめの観葉植物、ベンガレンシス

ベンガレンシスは、しなやかな幹と優雅な葉が特徴的な観葉植物で、独特な魅力があります。

気温が20℃以上になると活発に成長し、夏場にはその生き生きとした姿を楽しめます。

耐暑性が高く、夏の間は屋外でも元気に育てられる一方、耐寒性はやや弱く、5℃程度が限界です。

ベンガレンシスは適度な明るさと温度管理に注意すれば、初心者でも育てやすい観葉植物です。

冬場は温度管理を徹底し、夏場は十分な光と水分を与えることで、健康的な成長を促せます。

愛情を持って育てることで、部屋に彩りと癒しを与える美しい存在となります。

ポトス

おすすめの観葉植物、ポトス

ポトスは、ハート形の葉と色鮮やかな斑模様が魅力の、初心者に最適な観葉植物です。

耐暑性と耐陰性が非常に高く、半日陰や室内のさまざまな場所で元気に育ちます。

春夏は土の表面が乾いたらたっぷり水をやり、秋冬は間隔を空けて与えましょう。

直射日光は避け、模様入りの品種は適度な光を必要とします。

挿し木で簡単に増やせる上、病害虫にも強いこともおすすめな理由です。

ただし、寒さには弱いので、冬は室内の暖かい場所で大切に育てましょう。

オーガスタ

おすすめの観葉植物、オーガスタ

オーガスタは、南アフリカやマダガスカル原産の観葉植物で、艶やかな大きな葉が特徴です。

高さは最大10mにもなることがあり、室内に存在感を与えます。

半日陰程度の明るい場所が最適で、15〜30度の環境がおすすめです。

一方で、5度以下の寒さには弱いため最低10度以上の室温を保ちましょう。

水やりは土が乾いてから行い、冬季は特に慎重に管理しましょう。

害虫やエアコンの風にも注意が必要です。

根気強く育てれば白い花を咲かせることもあり、初心者でも適切な管理で楽しめる魅力的な植物です。

アジアンタム

おすすめの観葉植物、アジアンタム

アジアンタムは、繊細で柔らかな葉が特徴のシダ植物で、涼しげな姿が室内を優雅に彩ります。

直射日光に弱く耐陰性が高いため、明るい日陰での管理が最適です。

湿度の高い環境を好み、乾燥や空調の風には敏感なので湿度管理に注意しましょう。

最低温度8度以上を保ち、土が乾いたらたっぷりと水やりを行い、生育期には10日に1回の液体肥料を与えると元気に育ちます。

葉が枯れた場合は根元から切り取り、通気性を確保することで再生を促せます。

適切な湿度と水やりのバランスを保てば、初心者でも美しい緑を楽しめる魅力的な観葉植物です。

モンステラ

おすすめの観葉植物、モンステラ

モンステラは、初心者にも人気の観葉植物で、大きなハート型の葉に切れ込みや穴がある独特の美しさが魅力です。

つる性で成長が早く、適切な環境では2m以上の高さに育つこともあります。

耐陰性が高く、明るい日陰や半日陰で育てやすく、水やりは土の表面が乾いたら与える程度で簡単です。

ただし、寒さには弱く最低温度5度以上を保ち、冬の室内管理には注意しましょう。

一方で高温には強く、夏場も元気に成長します。

また、モンステラの茎には毒性成分が含まれるため、小さな子供やペットがいる場合は注意が必要です。

エバーフレッシュ

おすすめの観葉植物、エバーフレッシュ

エバーフレッシュはマメ科の常緑樹で、細かい葉と昼夜で葉を開閉する就眠運動が特徴の観葉植物です。

その生命感あふれる姿と驚くべき成長力で、1年に30cm以上も伸びることがあります。

耐陰性が高く、明るい日陰や半日陰で育てやすい点が魅力で、初心者にも適した植物です。

管理はシンプルで、土の表面が乾いたら水を与えるだけです。

病害虫にも強く空気清浄効果が期待できるため、室内環境にも好影響をもたらします。

高温多湿な環境を好む一方、寒さには弱いため冬は最低10度以上を保ちながら室内で管理し、乾燥に注意する必要があります。

剪定で形を整えられ、挿し木で簡単に増やせるのも魅力の一つです。

適度な水やりと湿度管理を心がけることで、エバーフレッシュは長く美しい姿を保ち、部屋を彩る癒しの存在となるでしょう。

カポック(シェフレラ)

おすすめの観葉植物、カポック

カポック(シェフレラ)は、手のひらのような美しい葉が特徴の観葉植物で、成長が早く剪定で形を整えやすい初心者向けの植物です。

耐陰性が高く明るい日陰や半日陰で元気に育ち、お手入れも簡単で土が乾いたら水を与える程度で十分です。

高温多湿に強い一方で寒さには弱いため、冬は最低5℃以上を保つ必要があります。

葉がほこりをためやすいので定期的な拭き掃除を忘れずに行いましょう。

丈夫さと手軽さ、美しい見た目で、暮らしに癒しを与える理想の観葉植物です。

テーブルヤシ

おすすめの観葉植物、テーブルヤシ

テーブルヤシは小型で扱いやすい観葉植物で、細長い葉が扇状に広がる美しい姿が特徴です。

テーブルや棚の上にぴったりのコンパクトなサイズ感は、インテリアに彩りを加えるのに最適です。

耐陰性が高いため室内の日陰や間接光でも育てやすく、光が不十分な場所でも元気に育ちます。

水やりは土の表面が乾いたら与える程度で、比較的手間がかかりません。

寒さには弱く最低10度以上を保つ必要があるため、冬は室内で管理しましょう。

魅力的な姿とお手入れの簡単さから、初心者におすすめの観葉植物です。

サンスベリア

おすすめの観葉植物、サンスベリア

サンスベリアは剣のように直立した特徴的な葉を持ち、非常に丈夫で育てやすい観葉植物です。

高い耐陰性を持ち日陰や半日陰でも育つため、光が十分に届かない場所でも安心して育てられます。

乾燥に強く、水やりは土が完全に乾いてから与えてください。

過剰な水やりを避けることで、長期間健康に育てられます。

耐暑性が高く夏場も安定して育ちますが、寒さには弱いので最低5度以上を保ち、冬は室内で管理しましょう。

ユッカ

おすすめの観葉植物、ユッカ

ユッカは鋭い剣状の葉と、成長に伴い幹が太くなる木のような姿が特徴的な観葉植物です。

ユッカは明るい日陰から半日陰の場所で育てやすく、直射日光を避けるのが理想です。

乾燥に強く、水やりは土の表面が乾いてから与える程度で十分ですが、水の与え過ぎには注意しましょう。

耐暑性が非常に強く高温にも耐えますが、耐寒性は弱いため最低温度5度以上を維持してください。

成長が遅いため長期間同じ鉢で育てることができ、その美しい姿を長く楽しむことができます。

ガジュマル

おすすめの観葉植物、ガジュマル

ガジュマルはクワ科の常緑樹で、小さな葉と気根が特徴的な観葉植物です。

その独特の成長や剪定による形作りの楽しさから、初心者から経験者まで幅広く人気があります。

育て方は簡単で、明るい日陰や半日陰が適した環境です。

乾燥に強いものの、土の表面が乾いたら適度に水を与えるのが理想的です。

また、高温多湿を好みますが、寒さには弱いため冬場は最低10度以上を維持しましょう。

自然の美しさを生活空間に取り入れてみてはいかがでしょうか。

トックリラン

おすすめの観葉植物、トックリラン

トックリランは、ユニークな見た目と育てやすさで観葉植物初心者におすすめです。

徳利のように膨らんだ葉の付け根と細長い葉が特徴で、室内のアクセントに最適。

空気清浄効果も期待でき、耐陰性が高いため、暗めの部屋でも元気に育ちます。

水やりは土が乾いてからでよく、乾燥に強いため手間がかかりません。

高温にも強く、寒さにはやや弱いので冬は10度以上を維持しましょう。

成長が遅いため長く同じ鉢で楽しめ、葉から新芽を出して増やすことも可能です。

丈夫で病害虫にも強いトックリランは、手軽にお部屋を彩る一鉢としておすすめです。

キセログラフィカ

おすすめの観葉植物、キセログラフィカ

キセログラフィカは、銀白色の細長い葉が美しいエアプランツで、土を必要とせず空気中から水分や栄養を吸収する独特の生態を持ちます。

明るい日陰を好み、レースカーテン越しの柔らかな光が理想的。

耐寒性が低いため冬は最低10度以上を保つ必要がありますが、耐暑性があり初心者にも育てやすい観葉植物です。

お手入れは週に1〜2回の霧吹きや水に浸すだけで簡単で、風通しのよい場所に置けば健康に育ちます。

開花時には美しい花を咲かせ、インテリアのアクセントにも最適です。

ドラセナ(幸福の木)

おすすめの観葉植物、ドラセナ

ドラセナ(幸福の木)は、細長い葉と多様な品種が特徴的な観葉植物です。

耐陰性が高く、明るい日陰や半日陰で元気に育ち、室内栽培にぴったりです。

お手入れは簡単で、土の表面が乾いたら水やりをするだけですが、乾燥に強いので水のやり過ぎには注意しましょう。

耐寒性は弱く冬は10度以上を保つ必要がありますが、耐暑性は高く丈夫なため初心者でも育てやすい観葉植物です。

ストレリチア・レギネ

おすすめの観葉植物、ストレリチア・レギネ

ストレリチア・レギネは「極楽鳥花」とも呼ばれ、大きな葉と鮮やかな花が特徴の観葉植物です。

開花には3~5年かかり、成長過程を楽しめる観葉植物です。

南アフリカ原産で明るい日陰から半日陰の場所で育ちやすいため、直射日光は避けましょう。

高温多湿を好み、夏場も安定して成長します。

水やりは土が乾いた時に行い、乾燥に強いですが極端な乾燥は避けましょう。

耐寒性が弱いため最低温度10度以上を保ってください。

まとめ

おすすめの観葉植物のまとめ

観葉植物はインテリアをおしゃれにするだけでなく、リラックス効果が期待できるアイテムです。

初心者の方でも育てやすい種類を選び、配置場所や環境を工夫することで観葉植物の寿命を延ばし、長期間楽しめます。

本記事の観葉植物の選び方やおすすめの種類、特徴、配置場所のアイデアを参考に、自宅に最適な観葉植物を取り入れて素敵なインテリアを楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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